墜落JKと廃人教師・最新61話のネタバレと感想｜花とゆめ3号

2021年1月4日発売の「花とゆめ」3号に掲載されている「墜落JKと廃人教師」第61話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

墜落JKと廃人教師・第61話のネタバレ

扇言の誕生日に祝いの言葉を言いにやってきた灰人。 しかし彼女の誕生日は実は昨日です…。

灰人は断じて遅れていない！と叫んで勢いで乗り切ろうとしてきます。

 

一方で扇言は自分の誕生日を「特別な日」だと思えていませんでした。 なぜなら彼女は自分が産まれたことに対して負い目を感じていたからです…。 それに兄の命日でもある4月は、家族も自粛を要する空気なためとてもお祝いムードではなかったのだとか。

これまでも他人から祝われることも特になく生きてきた扇言。 祝われ慣れていないためか、廃人に「何か欲しいものがあるか」と聞かれても思い浮かぶものもなく、戸惑うばかりでした。

灰人から放課後までに欲しいものを考えておくように言われてしまうのですが…思い浮かぶものは「学力」「時間」「体力」「不労所得」など無茶なものばかり。

 

結局、放課後になっても欲しいものが浮かばなかった扇言は、灰人にばれないようにこっそりと帰ってしまおうとするのですが…途中で灰人に捕まってしまいます。

そして正直に、産まれたことに引け目を感じている身としては誕生日が特別な日だとは思えないと気持ちを吐露します。

すると灰人は扇言のことを抱き締めながら、鷹峰、るっこ、敦人の誕生日も何でもない日だと思うのか？と尋ねてきました。

思わないです！と答える扇言。

灰人はさらに質問してきます。 じゃあ、産まれたことに引け目を感じてたやつの誕生日は？と…。

これは扇言のことと、それから灰人自身のことでした。

扇言は灰人の服をつかみ、とても大事な日です…と小さく応えます。

 

その後、灰人に連れられた扇言がたい焼き屋へやってくると…そこには誕生日パーティーの準備をしてくれている皆の姿が！

なんと皆は扇言のためにサプライズパーティーを企画してくれていたのです！ ですが昨日は祝日で皆の予定が会わなかったために今日になってしまったらしく、ここで灰人が皆と合わせて今日にお祝いを言いに来たということが明らかになります。

自分はいないほうがいい人間…。 お祝いされる資格などない人間…。

そう考えて生きてきた扇言でしたが、皆から誕生日を祝われて思わず涙を流しながら嬉しいと一言呟いてしまうのでした。

きっと人はこういう気持ちを「特別」と言うのだろう―――。 扇言が「特別」を知った誕生日なのでした。

 

『墜落JKと廃人教師』の最新話を無料で読むには？！

『墜落JKと廃人教師』の最新話を今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

墜落JKと廃人教師・第61話の感想

今回は幼少期の扇言がチラリと出て聞くるんですが、もう可愛いのなんのって！ 是非本誌で皆さんにもご覧になっていただきたいです！ たどたどしく話す扇言…悶絶ものですよ～！

それから最後に涙を流して誕生日を喜んじゃう扇言もまた可愛い…。 今回は可愛い扇言のオンパレードな回でした♪

にしても廃人は相変わらず律儀だし気が利きますよね～！ 皆と合わせて誕生日を祝おうとしてくれたり、扇言が抱いている罪悪感を自分と重ねて考えるように促してみたり…説得の仕方が易しすぎるし説得力も半端ないです！ さすが腐っても教師だ！（笑）

こんなにたくさんの優しい仲間に誕生日を祝ってもらえるなんて、扇言は幸せ者ですね♪

予告だと次回も誕生日のお話みたいですが…どんなストーリーになるんでしょうか！