墜落JKと廃人教師・第74話のネタバレと感想｜花とゆめ23号

「花とゆめ」に掲載されている「墜落JKと廃人教師」第74話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

墜落JKと廃人教師・第74話のネタバレ

扇言の兄・詞は、自分の存在そのものが扇言にとって「トラウマ」なのだと思い込んでいました。 詞はもう長い間、妹とまともに目を見て話せてもいません。 保護者としても兄としても最低な自分に、彼は罪悪感を抱いています。

そんな彼の鞄に、どういうわけか扇言の学校の授業参観のプリントが入っていました。 今更こんな行事に一体どんな顔をして行けばいいというのか…。

そうはいっても流行り扇言の学校での様子が気になってしまった詞は、こっそりと授業参観を覗いて扇言と顔を会わせずに帰るつもりでした。

 

しかし、学校に着いた直後に扇言と鉢合わせてしまい、詞はとっさに紙袋を被って再び島袋として無言の不審者となってしまうのでした…。

扇言は出くわしたこの不審者を灰仁のもとに送り届けます。 この状況を何とかしてほしいと求められた灰仁は、適当な理由をつけて扇言を教室から追い出しました。

詞から事情説明を受ける灰仁。 詞の口からは扇言に対する罪悪感が打ち明けられます。 彼は自分が扇言に接触すること自体が、彼女にとって悪影響になると考えているようです。

しばらくして、再び扇言がやってきました。 今度は校内で迷子になっていた、安路川のおばあさんを連れてきたようです。

不審者も迷子もとりあえず灰仁のもとに連れてきてしまう扇言…。

その後も灰仁のもとには次々と人が集まってきました。 その中で扇言には意外と友達が多いことや、彼女が人付き合いの中で僅かに微笑むこともあるのだと知る詞。

扇言は、"自分は実家も遠いから、今日の授業参観には保護者は来ていない。"と話します。 しかし"そんな寂しい思いをするのも今年が最後だ。"と俯き加減に呟く詞。

それまで沈黙を守っていた詞でしたが、扇言の寂しそうな表情に耐えかねてつい、"自分は扇言を見に来た。"と打ち明けてしまいました。

ハッとした表情で振り向く扇言ですが、なぜか深くを追求せずに、"嬉しいです。"と返事をしてそっぽを向いてしまいます。

詞はバレていないと思っていますが、実は扇言にはこの時島袋の正体が兄であることがバレてしまいます。 彼女はその後、灰仁に"兄が授業参観に来てくれた。"と話しました。 "声を聞くところまではいけたけど、今日はおしかった。"と話す扇言。

"お前どこまで気付いているんだ？"と灰仁は質問しますが、扇言は"全然もうしばらくは気付けそうにない"と答えるのでした。

 

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墜落JKと廃人教師・第74話の感想

扇言は島袋の正体が詞であることにガッツリ気付いていますよね！ 気付かないフリをしつつも詞が授業参観に来てくれたこと自体はすごく嬉しいみたいでした。 この兄妹のわだかまりが解けるのも時間の問題かなという気がします。

ちなみに詞の鞄に授業参観のプリントを忍ばせた犯人は灰仁のようです。