甘く濡れる嘘・第54話のネタバレと感想│めちゃコミック

「めちゃコミ」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第53話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

"子供は自分の子ではなく、黒木の子だった。"と寧史から聞かされた里英は、半年間黒木がアメリカに行っていたことを理由に信じることが出来ません。ですが寧史から円香のパスポートにアメリカの入出国履歴があると聞かされ、思わず息を呑みました。

それでも信じることが出来ないに里英に電話を切られてしまった寧史は、続きを話すために彼女の家に向かいます。

里英の家に着くと寧史はインターフォンを鳴らしますが、彼女は出てきません。 返しそびれていた合鍵を使って部屋に入った寧史は、里英の幻影を見て涙を零しました。

引っ越しの準備がされた部屋。ドアの向こうには以前のような笑顔の里英はいません。寧史は今まで"自分のために里英を愛していた"ということに気付いて、泣き崩れます。

寧史が車へと戻ると里英から電話がかかってきました。
里英は寧史に電話をかける前に円香と話をして、全てを聞きました。
黒木とはなにもなかったこと、寧史にブロックされてしまっていて連絡が取れないこと、そして大きなお腹が張ってしまって探しに行くことさえできないこと……。 その話を聞いても、円香に"あなたを利用したのよ"とまで言われた寧史は信じることができません。

“愛している人に必要とされるだけで幸せよ”。その言葉に、付き合っていた頃に感じた里英の包み込むような温かさを感じた寧史は涙をこらえることが出来ません。 寧史のことを"桐谷主任"と呼ぶ里英に、寧史は里英との決別を決めると電話を切りました。

そして、今度は円香に電話を掛けます。

寧史は、円香とこれから生まれてくる子供を守れるだけの頼れる存在になろうと心に決めて、ハンドルを握ります。

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そのあと、向かった里英の実家で寧史は驚きの事実を聞きました。

実は円香と黒木は、付き合ってすらいなかったのです。黒木の行きつけの店に円香が通うようになり、一緒にいただけ。その様子を見て、付き合っていると勘違いした寧史が円香に近づいたのでした……。

寧史の勘違いに気付いていた円香は、結婚を辞めても良いと言います。きっと以前の寧史なら、その申し出を受け入れていたかもしれません。しかし自分もまた円香を利用していたことに気付いた寧史は、首を横に振ります。愛されたことのない者同士、支え合って生きていく覚悟を決めた寧史は円香を抱きしめました。

そして、寧史と円香の結婚式当日。ウエディング姿の円香は、手紙を黒木に渡しました。あて先は黒木の未来の妻、里英宛です。

これからの幸せに向け、寧史と円香はすべてを受け入れて歩き始めました。

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自分を包み込んでくれるような存在だった里英に頼り切っていた自分に寧史が気付くことが出来ました！恋愛って結構独りよがりになってしまうことが多いですよね。 寧史は今回それに気付いて、円香と共にお互いを支え合って生きていくことを決めました！ これから2人が本当に幸せになるといいですね。次は里英と黒木の番です。一体2人はどうなるのでしょうか？

甘く濡れる嘘・第55話のネタバレと感想｜めちゃコミ

黒木ともしっかり蹴りを付け、"お幸せに"という言葉を黒木に残せた円香。幸せ絶頂な寧史...