甘く濡れる嘘・第46話のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第46話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

甘く濡れる嘘・第46話のネタバレ

結婚式の衣装合わせへとやってきた寧史と円香。 しかし寧史はなんだかやるせない気持ちをかかえたままです。 彼の頭の中は「円香が未だに黒木に想いを寄せているかもしれない」という疑念でいっぱいでした。

この気持ちが嫉妬なのか、はたまた今までと同じように完璧な黒木へ対するライバル心からくるものなのか…。 寧史自身にもそれはわかりませんでした。

しかもこのタイミングで寧史たちは偶然にも衣装合わせに来た黒木と里英に遭遇してしまいます！ これにはもちろん円香も驚を隠せませんでした。

黒木が里英の肩を抱いているのを見て、なんだか黒い感情が湧き上がってきてしまう寧史…。 彼の腕が震えていることに気が付いた円香は、お腹が張ってきたからと言って寧史を2人の前から遠ざけようとします。

円香自身もその場から逃げ出したくて仕方がないといった表情をしており、寧史はそんな彼女の顔を見ながらまたもヤキモチか劣等感かわからないモヤモヤとした気持ちを抱えてしまうのでした。

しかし、円香はこの結婚をやめるつもりはない模様。 彼女は寧史に対して、元カノに会っても心は揺らいでいないかと念を押してきました。

必死な様子の円香にを見て寧史は頷きながら、彼女を抱きしめます。

しかしこの時、寧史には円香の言葉がまるで自分に言い聞かせている言葉のように聞こえてなりませんでした。

 

その後、寧史は偶然里英のドレス姿を目撃してしまいます。 あまりにも綺麗な彼女の姿…。

自分が過ちを犯していなければ、あの美しい里英の隣にいたのは自分だったはずなのに…。

寧史は嫉妬からか、里英の幸せを壊してやりたい衝動にかられ…つい彼女の心を抉るような言葉を里英にかけてしまいます。

しかしその後黒木がやってきて、寧史との過去がバレることを恐れた里英はその場を去ってしまいました。

 

昔、寧史は黒木に対して仕事で勝てない憂さ晴らしから、“おまえが惚れる女は全員俺を選ぶ”という言葉を言い放ったことがありました。

しかしそれは全て間違い。

結局は寧史が一番愛した里英も、これから大切にしようと決めた円香も、心の底では黒木のことを想っているのです。

どうやったって黒木には勝つことができない…。 とてつもない劣等感が、まるで鉛の重りのように寧史に圧し掛かってくるのでした。

 

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甘く濡れる嘘・第46話の感想

ものすごく胸が締め付けられる回でした。 結局は円香も黒木のことが一番好きなんですね～。 寧史で妥協し、妥協した相手とでも幸せになれると必死に自分に言い聞かせ続けていたのです。 子供を作ったのも黒木を諦めるための一つの口実だったのかもしれませんね。

なんだか寧史がものすごく報われない…。 まぁ自業自得なんですけどね。