甘く濡れる嘘・第35話のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第35話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

甘く濡れる嘘・第35話のネタバレ

両親の再会の手助けをすることになった寧史と里英。

実際に手紙を見るまでは半信半疑だった寧史も、父親の筆跡を目の当たりにして母親の話を信じるようになります。

それにしても20年近く音信不通だった父親がなぜ今更こんな手紙をよこしてきたのか…寧史には皆目見当もつきませんでした。

もはや実際に父親に本心を聞いてみるしか真実を知る手立てはありません。

とりあえず何かわかったら母親に連絡を入れると言って寧史たちは帰ろうとします。

去り際に母親は本当に夫が見つかるのだろうかと不安そうな声を漏らしました。

里英は寧史ならきっと見つけてくれるはずですと母親を励まします。 それに対して寧史も自分にまかせてくれと力強い言葉を帰してくれるのでした。

協力的な2人の態度に感動した母親は、涙を流しながら夫の捜索を彼らに託します。

 

この前帰省した時と比べると、寧史と母親の間の確執はだいぶ和らいだようにも見えますね～。

 

 

その後、寧史たちは探偵の力を借りて父親の居場所をつきとめることに成功するのですが…。 人には衝撃的な結末が待っていることになります。

なんと父親は若年性アルツハイマーを発症しており、特別老人ホームで暮らしていたのです。

 

母親との約束を無下にできない寧史は、複雑な気持ちのまま父親が暮らす特別老人ホームへと向かいます。

病室の前にかかった「桐谷あつし様」という名札。 寧史は緊張からかドアの前で立ち止まってしまいます。

しかしそんな里英はそんな彼の手を取って入ろうと彼の背中を押しました。

 

部屋の中のベッドに一人の男性が腰を掛けています。 男性はこちらに気が付くと、笑顔で挨拶をしてくれました。

しかしアルツハイマーの父親は寧史のことを覚えておらず…。

父親の姿を目の当たりにした寧史の中で何かが爆発してしまいます。 なぜ自分たちを捨てたのか。 皆待っていたのにどうして帰ってきてくれなかったのか。

思いのたけを吐き出す寧史。

しかし父親は寧史が何のことを言っているのかわかりませんでした。 目の前で泣き出す寧史を見た彼は、心配そうに近寄ってきて、君は誰…？と尋ねてきます。

しかし寧史が桐谷順子に頼まれたあなたを探しにきたと母親の名前を出した途端、父親は瞳に涙をいっぱいに貯めて打ち震えだしました。

ずっと会いたかったけど帰れなかった…君が連れていってくれるのか？子供たちは元気なのか？と話してきます。

どうやら父親の時間は、一家が離れ々れになった時のまま時間がとまっているようです。

寧史は父親がずっと自分たちのことを想い続けてくれていたのだという事実を知り、涙を流します。

 

その後、病室に入ってきたの寧史の祖父。 あつしにハガキを買ってきてくれと頼まれた祖父でしたが、どうせ手紙なんて出せないだろうと思っていたのに本当に順子に手紙を出していたことに驚いているようです。

父のことも息子のことももう分らない頭になってしまっているのに、自分の家族がいた住所だけはきちんと覚えているなんて…と“本当に愛していたんだな”と呟く祖父。

祖父の言葉に違和感を感じた寧史。 父親は自分たちを捨てて出て行ったのではなかったのかと質問します。

すると祖父からはあつしと順子は無理矢理に縁を切らされたようなものなんだ…と真実を語りだして…。

 

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甘く濡れる嘘・第35話の感想

まさか！寧史の両親は祖父母から無理やり縁を切らされていたのだそうです…。 別居は本人たちの意志ではなかったんですね。 一体どういう理由から別居させるに至ったのでしょうか？ 祖父は良かれと思ってやったと言いますが…果たして真実は…？