【65話更新】甘く濡れる嘘・ネタバレを含む最新話考察まとめ ｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「甘く濡れる嘘」最新話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

新しく家族が出来るから息子の結婚式に行けない。そう決心したはずの黒木の父、大和と父の考えを理解した黒木ですが、諦められない人が2人ほどいました。大和の新しい妻の優花と、黒木の妻になる里英です。祝う気持ちがあるのに、他の理由で結婚式に出られないのはもったいない。

そこで里英は招待状を3通手に持って大和の元に向かいました。招待状の宛先は大和、そして優香とその息子大吉宛てでーーー⁉

黒木の父親、大和は別に黒木を祝いたくないわけではありません。ただ、離婚した父親が結婚式に出ることで黒木が肩身の狭い思いをしないか、自身の存在が別れた妻の迷惑にならないか、そして今度結婚する年下の妻、優花への配慮の気持ちがありました。たしかに大和の立ち位置は結構微妙ですよね。たしかに黒木の父親ですが、妻と別れてからは一緒に暮らしていません。その上、新しい妻は15歳も年下で、どちらかというと息子の黒木のほうが年が近いくらい。

気にしてしまうのも当然な気がします。そして、そんな父の気持ちを黒木はよく理解していました。ですが、それは理解というより、どうせ父親は来てくれないだろうなという諦めのような感情を感じます。その気持ちもわかりますが、必要以上の心遣いや諦めは時に邪魔にしかなりません。 今回の場合はどうやらそっち側のようです。本当にお互いを大事に思っているのなら下手に遠慮せず、真っ直ぐにお祝いすればいいと思うんですけどね。どうなるのでしょうか？

優花と里英は本当に強い女性だと再認識しました。 父親がいない寂しさを知っていて、ようやく出来た新しい父親の大和が結婚式に行ったら取られてしまうと怯えていた優花の息子、大吉。しかし、そんな息子に優花はしっかりとそうはならないことを伝えました。その上で大和が来なかったら黒木が寂しがるとも教えると渋々大吉は納得します。 そして、里英は黒木がどこか大和の出席を諦めているのに気付いていたようです。そこで優花と大吉の分の招待状まで持って大和の元に向かいました。

たしかに大和や優花、大吉が結婚式へ参加することは気まずい雰囲気になるかもしれません。ですが、空気を壊すつもりはもちろんなし。あるのはただ新郎新婦の結婚を祝いたいという純粋な気持ちだけです。なら、結婚式に参加したほうがいいですよね。それに里英と優花が居れば、空気が悪くなることも無さそうです！心配せず、幸せな結婚式を迎えて欲しいですね。

里英と優花はどこか似ている気がしませんか？見た目は小柄で、どちらかというとパートナーの決断に従うタイプだけどここぞというときはしっかり自己主張が出来る。なんだか似た者同士上手くやってるみたいです。歳も近いのでもしかしたら友人のような感じになっているのでしょうか？この結婚式をきっかけに、黒木たち夫婦、黒木の母親家族、黒木の父親家族。みんなで幸せになれたらなんだかとっても嬉しいですよね！

自分と大して変わらないくらいの女性、優花の登場に驚く黒木に、父は優花との出会いを語ります。シングルマザーで、仕事に明け暮れる優花を放っておけなかった。それから話の流れで一緒に住むようになって、優花の息子も父を慕い、しかも優花のお腹には子供までいると言います。

幸せそうに笑う父に黒木も安心して、帰ろうと席を立ちました。 その背中に父が語ったのは最後の最後まで口に出来なかった、 結婚式欠席の理由でーーー⁉

黒木の父、大和とスナックで働くシングルマザーの優花の出会いは、町内会の集まりの流れで大和が優花の働くスナックに訪れたのが始まりでした。よくある話ですが、どうやら大和にとって優花の笑顔は特別だった様子。それから月に数回通うようになり、すっかり顔なじみになります。

そんな2人を急接近させたのは優花が体調を崩して、寝込んでしまった時。居ても立っても居られず、優花の自宅を訪れた大和はそこで優花がシングルマザーであることを知り、心細そうな姿に思わず家においでと誘ってしまいました。

ここまで見ると大和から声を掛けたように見えますが、優花の様子からしてもまんざらでもない感じですよね。大和にも無理矢理誘った様子はありませんでしたし、出会うべくして出会った2人な感じがします。

それにしても優花の立場も大和の立場も難しいですね。 まず優花はシングルマザーなので、正直頼れる存在が欲しいところです。なので、大和の存在はとてもありがたいものですが、問題は大和との年齢差。優花はどちらかといえば、大和の息子、黒木と同じくらいの年齢です。なので、結婚に踏み切るのにもちょっと勇気が要りますし、初登場の印象とは違って優しい穏やかな性格の持ち主らしい優花にとって、大和に頼るのもちょっと気が引けている様子でした。

そして、大和もなかなか難しい立場です。優花との関係はもちろんですが、もう離婚は成立していますし、前妻である黒木の母は再婚済みなので問題ありません。しかし、その黒木の母が再婚をしているというのが、黒木の結婚式に出席するのをためらっている理由の様子です。 すでに黒木には再婚相手という父がいます。それに再婚してから大和と黒木の交流はめっきり減りました。なので、自分が父親面して、それに息子とそれほど変わらない年齢の女性と付き合っているなんていう状態で、黒木の結婚式に行けないというのが大和の考えでした。

お互い難しく考え過ぎな気がしますが、これはどうするのが正解なのでしょうか。難しい問題ですね。

優花、良い人でしたね。最初疑っちゃって本当に申し訳ないです。優しい素敵な女性である優花とどうやら再婚まで考えている様子の黒木の父、大和。しかも、2人の関係はもちろん、直近には黒木の結婚式があります。里英をたくさんの人に祝福してほしいという黒木の願い、叶えられるのでしょうか？

黒木を呼び出した里英の弟、健太。用件は姉を幸せにしてほしいというものでした。シスコンを自覚する健太に、黒木は必ず里英を幸せにすると約束をします。完璧な黒木の返事に涙する健太。来週に迫った結婚式であることを依頼しました。
そんな健太の元に入って来たのは父が結婚式を欠席するというニュース。

翌日、父の元を訪ねた黒木を迎え入れたのは 父の恋人だという山田優花という女性でーーー⁉

前回の終わり方を見た時は健太vs黒木になるのかとひやひやしましたね。姉の里英が結婚の報告をしに来たその日に彼女と別れてきたなんて言うし、里英を姉と呼ばずに名前で呼んでるし、結構いろんなところでシスコンの雰囲気がありましたよね。だから里英と結婚するなとか言い出すのかと思いましたが、勘違いでしたね。

たしかに健太は姉の里英を特別大事に思っています。その感情が恋なのかと思い込んでしまうほどの愛情を里英に向けています。でも、それって家族としては当然ですよね。特に兄弟が結婚するときは、その仲が良ければ良いほど、遠くに行ってしまう気がして寂しくなるものです。

でも、健太はその気持ちとちゃんと見送って、里英を黒木に託すことが出来ましたね。

それにしても終盤でかなりの爆弾が落っこちました。黒木の両親が別居しているのはなんとなく知っていましたが、あの2人って離婚していたんでしたっけ？もし、離婚していなかったら大問題ですよ。息子の結婚式一週間前に父親の不倫が発覚なんて、無事に済むはずがありません。しかも、大事な息子の結婚式を直前で欠席するタイミングでそんなことが発覚したら、全部不倫のせいだと思ってしまいますよね。

もし、黒木の両親が離婚してるなら恋愛は自由ですから別に黒木の父が誰と恋愛してもかまいません。ただ、そのお相手がどう見ても若く、息子の黒木と同い年くらいの女性というのはなんだかむずむずするものがありますよね。それにこのタイミングで結婚式を欠席するとなれば、その背後に優香と名乗る父親の恋人の存在を勘ぐってしまいます。

どうか問題なく話が進んで欲しいですが、どうなるのでしょうか？

実際のマンガを無料で今すぐ読みたい方は電子書籍サイトの無料ポイントを使用するのがおススメ！

黒木と里英の結婚を健太が祝福してくれてよかったですね。一時はどうなるかと思いましたが、この分なら結婚生活も心配ありません。ただ、いま心配なのは黒木の父親です。一体、恋人と名乗るあの女性はどんな人なのでしょうか？それに結婚式欠席の理由は？気になることだらけで、続きが楽しみですね！