甘く濡れる嘘・第59話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜めちゃコミ

「めちゃコミ」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第59話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

暗闇の中からようやく目を覚ました円香は、寧史と共に息子の春文を連れてお互いの両親の元に向かいます。女の子しか産めず、プライドを傷つけられた過去を持つ円香の母親は、円香につらく当たりました。しかし、想定通りの反応に円香はスルー。その脇を抜けて、父親に会いに行きました。

一方、寧史の両親は3人を大歓迎。そして、今まで寧史にしてきたことについて謝りました。これから先の幸せのために、歩き始めた寧史と円香、そして春文の3人。寧史は里英に教えてもらった人を愛する幸せを噛み締めながら、円香の隣で笑うのでした。

2人の両親の反応はきっぱり分かれましたね。というより、母親の対応が正反対です。 これまでの寧史への態度を反省した寧史の母親に比べて、円香の母親は苦労している娘を嘲笑っていました。たしかに円香の父親は良家で、息子を産めなかったことを姑に責められていたのは可哀想だと思います。でもだからと言って、円香に当たって良い理由にも彼女の不幸を笑っていい理由にもなりません。 幸い、父親は愛情表現がへたくそなだけで、きちんと娘の円香を愛しています。もしも、父親がもう少し母親に寄り添ってくれればと思ってしまいますが、それはきっと難しいと思います。でもこれからの円香の人生に必要なのは両親ではなく、寧史と春文。円香の人生が幸福なものであることを祈りましょう！

ここまで色々なことがありました。一番は里英と寧史の別れでしょう。あの時はなにしてるんだって寧史にイラつきさえ感じましたが、今回のお話をみると正解だった気がします。 今まで人を愛することを知らなかった寧史。だからこそ、円香との関係に走ってしまったかもしれません。 ですが、そこからたくさんの苦労をして、円香を失いかけて、ようやく寧史は誰かを愛する幸せに気付くことが出来ました。きっともう寧史は前のような誰かを愛せない人には戻りません。隣には円香と春文がいるから間違いないでしょう。

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ついに円香と寧史編が完結しましたね！最初はどうなることかと思いましたが、本当に良い終わり方になりました。お互い歪んだ恋愛観を持っていた寧史と円香はお互いに出会って、ようやく人を愛することを知ったみたいですね！これからは本当に幸せになってほしいです！

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