甘く濡れる嘘・第34話のネタバレと感想｜JOUR

「JOUR」に掲載されている「甘く濡れる嘘」第34話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

甘く濡れる嘘・第34話のネタバレ

西野専務の娘・西野円香とホテルへやってきた寧史。 どうやらすでに事後らしく…シャワーから出る寧史に円香は“良かったわよ”と満足気に話しかけています。

円香は寧史に、時折こうやって付き合ってくれないかと持ちかけてきました。 黒木は自分のことを大好きだけれど束縛が過ぎてたまに窮屈に感じるのだと漏らす彼女…。

寧史はそうだねと返事をしつつ、黒木が自分から奪うのはいつも仕事で、自分が黒木から奪えるのはいまでたっても女だけだと考えていました。

自分のことがひどく滑稽に思えてしまう寧史です。

 

その後―――。

円香は簡単に寧史に連絡を入れてくるようになっていました。 ただ話したいという理由だけで寧史にメッセージを入れてくる円香。

寧史はそんな彼女のことを少し鬱陶しく感じます。

食事を用意してくれる理英を見て、胸がチクリと痛む寧史です…。

理英と一緒に食事をしている最中もひっきりなしにメッセージの着信音が鳴り、寧史はだんだんと怒りを覚えてきました。

すると今度はメッセージではなく電話がかかってきます。

しかし着信画面を見るとそれは母親からでした。

寧史は理英の前で母親からの電話に応じます。

母親は今日も兄の文也が危ない状態だったと話してきました。 さらに彼女は夫から手紙が届いて「元気ですか？会いたいです」と言われたと話してきます。

母親は涙を流しながら、文也が亡くなる前にお父さんを読んでくれたのかもしれないと話しました。

電話を終えた寧史。 彼は母親の話を半信半疑でしか聞いていませんでした。

できることなら母親とはすっぱりと縁を切りたいと理英に漏らす寧史。 両親がよりを戻して母親からの執着が自分から離れるというのなら…父親に母親の面倒を任せたいと彼は考えています。

それを聞いた理英はひとつ提案があると言って、本当に手紙が届いたのかどうかを確認しにいってみないかと言い出しました。 もし本当に手紙が届いているのだとしたら、理英は寧史の両親を再会させてやりたいと感じていたのです。

寧史は驚きつつも彼女の提案を受けることにしました。

 

そうして再び飛行機によって母親のいる北海道へと降り立つ2人。

実家に到着すると母親は飛びつくように出てきましたが、理英の姿を見ると敵意をむき出しにした顔をしました。

寧史は渡さない！結婚の挨拶にきたのだろうけど絶対に許さない！と喚きだす母親。

寧史は焦りますが、理英は母親の納得が得られないまま結婚なんかしないと言いました。

さらに、寧史の両親が再会する手助けがしたいと申し出てきます。

母親はこの言葉に理英に少し心を許したようでした。

2人の様子を見て、寧史はそっと涙を流します。

 

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甘く濡れる嘘・第34話の感想

理英の心の広さがまるで海のようですね～！ こんなに素敵な女性が自分だけでなく自分の家族までもを思ってくれているというのに…寧史はちっぽけなプライドを保つために理英を裏切って円香と関係をもってしまったのです…。 しょうもない男ですよね。 マンガではやはり美化されて写りますが、現実だったらただの器の小さい男ですよ…。