暁のヨナ・第236話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜花とゆめ3号

「花とゆめ」2023年3号に掲載されている「暁のヨナ」第236話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

かつての仲間が激突！ヴァル将軍VSヒッタン将軍

ヴァル将軍はかつての仲間であるヒッタン将軍と対峙！互いに引けぬ両者は、そのまま戦闘態勢に入ってしまいます。

四龍との合流を図るヨナですが、その道中で拷問部屋に拘束されるカジ将軍と遭遇しました。ヨナは、チャゴル殿下や国よりもメイニャンの幸せを優先しようとするカジのことを、仲間だと認識します。

一方、暗殺集団のドロモスによって、チャゴル殿下の元にあるものが届けられました。それは、緋龍城の地下に眠っていた、四龍の誕生に深く関わる秘宝です。

四龍にとって最も重要であると思われる品を手にしたチャゴル殿下は、今度こそ高華国を潰すために動き出します。

秘宝の盃（さかづき）

ドロモスが緋龍城の地下から盗んだのは、四龍の誕生に深くかかわる秘宝でした。四龍は緋龍を守るために、自らの血を秘宝の盃に注ぎ、人間の戦士に力を分け与えたのだというのが四龍にまつわる神話の一端です。

ドロモスが盗んだのは、まさにその盃でした。いわば四龍の力の源が産まれた盃が、チャゴルの手に落ちてしまったのです。

ゼノは本能から、ドロモスが秘宝を盗んだことを察知し、必要以上にドロモスを追いかけていました。さすが年の項と言えます。

チャゴルはなぜそこまでメイニャンに固執するのか

チャゴルからしてみればメイニャンはただの将軍上がりの側室に過ぎないはずです。しかし、そんなメイニャンを危険を顧みずに敵本陣に自ら乗り込んで奪還したチャゴル。ただの側室に対する対応にしては、どうも必死過ぎる気がしないでもありません。

もしかしたらチャゴルにとって緋の病に犯されているメイニャンは、何かしらの野望を果たすためのキーマンになっている可能性があります。

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今話では、ヴァル将軍が生きていることが南戒陣営に知れ渡ることとなりました。しかし、謀反者として現れたヴァル将軍のことを、かつての仲間たちは素直に喜ぶことができません。

せっかく再会できたときにはすでに敵になっているだなんて、これほど悲しいことはありませんよね。

しかし、つらいのはヴァル将軍も同じです。かつての恩師でもあるヒッタン将軍に対して刃を向けるときのヴァル将軍の切なすぎる表情が印象的でした。

今後はどうやらカジ将軍がヨナたちと行動を共にする模様。もし事がうまく運べば、カジ・メイニャン・ヴァルの3人がヨナ側の陣営に迎え入れられることになるかもしれません。

個人的には良心的なラーン将軍やヒッタン将軍も、チャゴルのことを裏切ってほしいところではあります。

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