暁のヨナ・第223話のネタバレと感想｜花とゆめ9号

2022年4月5日発売の「花とゆめ」9号に掲載されている「暁のヨナ」第223話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

高華国軍の進軍の最大の妨げになっていた、南戒の投石器。
それを動けなくなるよう工作したのは、なんと南戒に潜伏していたハクでした！

しかしそんなハクの元に、南戒のカジ将軍が詰め寄ります。
"本当に南戒の兵士なのか？"と確信をつくような質問を投げかけてくるカジ将軍。

ハクは、自らをラーン将軍（以前、水攻めの際にハクと一騎打ちをした将軍）の隊員だと答えます。

するとそこへ、タイミングの悪いことにラーン将軍がやってきました。
カジ将軍はラーン将軍に対して、この兵士に見覚えがあるかと尋ねます。

ラーン将軍は、もちろんハクのことを憶えていました。
何せハクは敵ながらにして、ラーン将軍がその猛々しさに惚れ込んでしまうほどの相手だったからです。

彼が水攻めから生き残った事実を目の当たりにしたラーン将軍は、驚いて目を見開きます。 よく見るとラーン将軍の体は痛々しいほどに傷ついていました。その傷はハクと戦ったときにつけられたものではありません。

なんと彼は命からがら一騎打ちと水攻めから生き延びたものの、南戒のチャゴル殿下に暴行を加えられていたのです。最後にラーン将軍は、戦でのたれ死ねと言い渡されて再び戦場へ戻ってきたのでした。

そのことを思い出し、目に涙を浮かべるラーン将軍。
自分の役目も今発すべき言葉も忘れ、ただただハクが生きていたことに驚き、こともあろうに"再びあえて嬉しいです。"と言葉を発してしまいました。
なぜだか不思議と、ハクと剣を交えたあのひと時が懐かしく感じます。

しかしカジ将軍に再びこの男は部下なのかと尋ねられ、ラーン将軍は静かに彼は高華国の兵士だと答えました。

ハクはこれで正面からやり合えると呟き、槍を構えます。

直後始まる多勢に無勢すぎる大乱闘。
鬼神の如きハクの前には、一般の兵などただの雑兵に過ぎませんでした。

カジ将軍は自らハクと対峙し、彼を追い込もうとしますが……手傷を負っているはずのハクを倒すことがどうしてもできません。

そんな中、突如上空から人影が振ってきます。
それはなんと、血塗れのゼノでした。

ゼノは不老不死の身体を求めるチャゴル殿下の土産として、クラウ将軍に追い回されていたのでした。

腹に穴を開けられ、血塗れになりながら追い回されていたゼノ。

クラウ将軍は余裕の笑みを浮かべながらゼノを捕らえにやってきますが、直後ハクが強烈な一撃を喰らう将軍に喰らわせます！

ゼノは自分の友人だと凄むハクの瞳は、激しい怒りの色が浮かんでいました。

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南戒についてですが、無情なのは一部の将軍とチャゴル殿下だけで、大半の人間はまともな神経をしているように思えいました。ラーン将軍とハクの再会がなんだかうるっとしてしまいましたね～。

カジ将軍はどうやらメイニャンを慕っている人物のようです。戦場でメイニャンによく助けてもらっていたようですね。彼女が高華国に囚われていると勘違いして憎しみを抱いているようでした。本当のところはメイニャンは自ら国に戻ることを拒否しているだけなんですけどね……。

暁のヨナ・第224話のネタバレと感想｜花とゆめ10・11合併号

ゼノを傷めつけながら追い回すクラウ将軍に、ハクが激昂！ハクからの渾身の一撃を喰らった...