暁のヨナ・第237話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想 ｜ 花とゆめ4号

「花とゆめ」2023年4月号に掲載されている「暁のヨナ」第237話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

戦意喪失のメイニャン

敵軍に奪われた聖杯を取り返すため、四龍たちが動き始めます。

しかし一方南戒では、メイニャンがカジを救うためにチャゴル殿下の作戦に協力。四龍たちはメイニャンに騙されて、あっという間に敵軍に捕まってしまいます。

そんな中、チャゴル殿下はメイニャンにいつものような反骨心がないことに、物足りなさを感じていました。どうやらチャゴル殿下はもともと、メイニャンの媚びない猫のようなふるまいと心の強さに惹かれて、彼女を自分の傍におくようになったようです。

メイニャンはカジを救うために四龍を犠牲にしようとしますが、なんと肝心のカジはヨナと共に牢から逃げてしまっており……。

チャゴル殿下はメイニャンのことを本気で愛していた？

チャゴル殿下の回想シーンを見る限り、どうやらチャゴル殿下は女として戦いに身を投じるメイニャンの美しさと強さに本気で心を引かれていた様子でした。

作中ではチャゴル殿下に不躾な発言をするメイニャンが描かれています。メイニャンの態度から見ると、彼女は自分が話している相手が皇族の人間だということを知らないようでした。

しかし2人が出会ったのは明らかに下町のような場所ではなく、貴族たちが住まうであろう美しい庭園です。

もしかしたら2人が出会ったのは、メイニャンが一兵士として南戒軍に属し、チャゴル殿下がまだ王として即位していなかった時代なのかもしれません。

つまり、チャゴル殿下はそんなに前からメイニャンに目を付けていたということになります。

捕らわれた四龍

チャゴル殿下は四龍を捕らえて一体何をするつもりなのでしょうか。緋龍城に収められていた聖杯がチャゴル殿下の手に渡っているのが気になります。

この聖杯は、かつて龍たちが人間に自分たちの力を分け与えるために使われた、四龍の誕生に深く関わる代物です。

もしかしたらチャゴル殿下は、四龍の力を自分のものにしようと考えているのかもしれません。

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ヨナとカジが一緒に行動していると思われますが、それを知らなかったメイニャンは四龍を犠牲にカジを助けようとしてしまいます。

それぞれの行動がすれ違って事態はとんでもない方向へ転がっていってしまいました。

メイニャンが協力的に四龍に助けを乞うていれば、カジもメイニャンも問題なく救出できたのに、残念です。

今回は、チャゴルが実はメイニャンにガチ恋だったことが判明して、ちょっと意外でした。