暁のヨナ・第203話のネタバレと感想｜花とゆめ5号

2021年2月5日発売の「花とゆめ」5号に掲載されている「暁のヨナ」第203話のネタバレと感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

 

暁のヨナ・第203話のネタバレ

ヨナに対して挑発的な発言をするメイニャン。 王でもないのに四龍や雷獣を従えているなんて“ずるい”とメイニャンは言います。

割って入ってきた四龍が、ヨナは我々にとっての王なのだから他にとやかく言われる覚えはないとキッパリと告げました。

そこへスウォンがやってきます。 途端にメイニャンの表情が変わり…彼女は頬を染めながらスウォンに近づこうとしました。

それを止めようとするケイシュクたち。 南戒の使者たちもメイニャンをどうにか止めようとします。 なんでも彼女は「大人しくする」という約束で南戒のチャゴル殿下から今回の使節団への同行を許可されていると言うのです…。

南戒の使者たちのメイニャンに対するへりくだった態度を見る限り…どうやら彼女はかなり地位の高い女性の模様。

スウォンはここでカマをかけることにしました。 自分の手をとって惚けた表情になるメイニャンに対し、私に近づいてはチャゴル殿下にお叱りを受けるのでは？あなたはチャゴル殿下の寵姫でしょう？と聞いてみたのです。

どうやらビンゴだった様子で、メイニャンは不思議そうにスウォンを見つめてどうして分かったのかと質問しました。

あまり近くに来られると困りますと話すスウォンに対し、メイニャンは微笑しながら意味深な言葉を放ちます。

“でも私…スウォン陛下とお近づきになれる呪文を知っております。”

直後、スウォンの耳元で何かを耳打ちするメイニャン…途端にスウォンの顔は驚きの表情に…。

 

翌日―――スウォンは直々にメイニャンを呼び出して話をすることにします。 耳打ちされた言葉のことを問い詰めるためにです。

スウォンの動揺っぷりを心配したヨナは、ジェハと共にスウォンの様子を伺いにいくことにしました。

そして二人の会話からヨナたちは驚きの事実が知らされることに…。

昨日の耳打ちでメイニャンが放った言葉は、“緋の病に侵されているな”という衝撃の言葉でした。 なんとメイニャンはスウォンが緋の病に侵されていることを知っていたのです…！

スウォンはなぜ自分の病気について知っているのかとメイニャンを問い詰めます。

すると彼女はなぜって…？私も侵されているからだよ！と言って緋色に輝く片目を見せてきました。

つまりメイニャンとスウォンは親戚だったのです…。 メイニャンの父親は一族を出て南戒でメイニャンを育てました。 そのため彼女は南戒の人間として生きる事しかできなかったのだと語ります。 彼女は「自分にもきっと四龍の加護があるに違いない」と信じて生きてきたのだそうです。

特別な血筋のはず…しかし父も兄もただ苦しんでこの世を去ったとメイニャンは寂しげに語りました。

次は自分が死ぬ番…そんな悲しみの中、同じ血筋であるスウォンが王に即位したという知らせはメイニャンにとって感極まるものでした。

しかしその後まもなく、噂で度々耳にはいるようになったのが「赤い髪の少女と四龍が戦場に現れる」という話です。

王はスウォンのはず…なのになぜ王でもない女が四龍を携えているのか？ メイニャンはそれが許せませんでした。

“毎日毎日頭がガンガン痛てぇのに、どこの馬の骨ともしれないお姫様が全部もってるなんてずるくない！？”

メイニャンはしだいに姫とは思えぬ荒々しい口調で自信の不満をぶちまけてきました。

スウォンはメイニャンに、あなたはそれでどうしたんですか？と問います。

メイニャンは静かに答えました。 彼女が欲しているのは、四龍と雷獣です…。

それをくれるならスウォンが南戒を手に入れるのに必要な情報を提供すると、メイニャンは言います。

つまり「戦争で勝たせてやるから代わりに四龍と雷獣をよこせ」ということですね！ そのために平然と自国を裏切るとメイニャンは話しています…！おそろしい女です！

しかしスウォンはメイニャンからの申し出をあっさりと断ってしまい…！？

 

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暁のヨナ・第203話の感想

メイニャンが本性を現わしました！ 不思議ちゃん系お姫様なのかと思いきや…とんでもない根性悪の女でしたね！ 言葉遣いがもうほんと男そのものです…コワイコワイ。 彼女の父親は一族を出た後、南戒へと逃れたということでしょうか。 そもそも何で一族を出たんでしょうね？そのあたりが地味に気になります。 母親は…南戒の人間だったのかなぁ？

さてさて…まさかの申し出にまさかの返答を返したスウォン。 「自分は緋龍王が嫌いだからそういうのはいらない」と軽い返事でメイニャンを一蹴してしまいました。 なんだか性格の悪そうなメイニャンのことですから、スウォンに拒絶されたとなると…ただ黙って帰りそうにはないですよね。 戦争を煽るか、もしくはヨナに直接手を出してくる可能性もあります。 要注意ですね…。