十字架のろくにん ・第164話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん」第164話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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市民VS漆間の戦い

橋田市全域がすでに革命倶楽部に支配されていることから、橋田市民VS漆間一行の戦いが勃発！

とはいえ相手は罪もない善良な市民たち。中には漆間の知った顔まであります。そんな相手に漆間たちが本気で戦えるわけもなく、逃げの一手を強いられることに。

しかしそんな中、漆間一行のうち1人が町民からの攻撃で深い傷を追ってしまい……！？

たった3人で市民全員を相手にする！？

漆間たちは3人で橋田市に潜入していました。漆間は北見医院の院長・北見と、その助手の川奈を引き連れています。北見のほうは医者でありながら暗殺の助手ができるほど、腕に覚えのある曲者です。しかし、川奈のほうは戦闘力という意味では0に等しく貧弱。今回は、そんな川奈が足を引っ張る展開になってしまいます。

短期決戦が望ましいが……

逃げの一手を強いられている以上、長期戦になればなるほど漆間たちへのダメージは蓄積していきます。なにせこちらは道徳的観念から市民に手を出せないのです。しかし相手は道徳も常識も失った、至極に忠実な兵隊と化している一般市民たち。ここは市民を無視してボスである至極を叩くのが最も有効的な戦法に思えますが、現実はそううまくいかないようで……。

新たな中ボス現る！？

市民から受けた傷を手当てするために病院を訪れた漆間一行。しかしそこで、「過去に討ち果たしたはずの敵」と再会することになりそうな予感が……。病院の中で現れたのは、第12話で登場した「合意の雁野」です。雁野はいじめっ子5人衆の1人である右代 悠牙（うしろ ゆうが）が飼いならしていたバケモノで、女性に無理矢理に合意をとって行為に及ぶことに謎のこだわりを持つ問題のある男でした。

現れたのは雁野なのか？

しかし病院に現れた大男は、まだシルエットが見える程度で、正体が明らかになっていません。ただ雁野の口癖である「合意」という言葉を発していたことと、女に対して異様に反応する点が、雁野の特徴にそっくりでした。もしかしたら至極は、対漆間用に過去の中ボス太刀をかき集めて、橋田市のいたるところに設置しているのかもしれません！

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数話前で、至極が「漆間に恨みがあるものを集めている」といった内容の発言をしていると 共に、影を帯びた複数のシルエットが建物の上で並んでいるシーンがありました。おそらく雁野のような中ボスキャラが橋田市内にかき集められ、対漆間用として多数設置されている可能性があります。

まるで今回の戦いをゲームのように楽しむ至極。さしずめ至極はゲームを制作するプログラマーで、攻略するのが漆間側といったところでしょうか。

漆間は人生をかけて復讐を成し遂げようとしています。対して至極がやっているのは、一貫して「漆間を間接的に死に追い込む」という好奇心による実験のみです。そのために故郷の市民全員を巻き込んでいる至極。至極は完全に常軌を逸しています。

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