十字架のろくにん・第194話,195話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん」第194話と195話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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【第194話】女性陣が陳腐なゲームに参加した理由

最終決戦の場は、女性陣5人を交えた「ドキドキマッチング」と称されるふざけたゲームでした。果たしてなぜ花岡、太田刑事、安西刑事、川奈、東千鶴の5人は、こんな命がけの茶番ゲームに参加してしまったのでしょうか！至極曰く、彼女たちは自らゲームに参加することを「選択」したのだとか……！？

【第195話】命を天秤にかけられて……

女性陣はそれぞれ譲れない理由があってゲームへの参加を決意しました。それぞれが保身のため、正義のためにゲームへの参加を決意した中、東千鶴の動機だけは他とは違いました。彼女は漆間に対する一途な愛のためにゲームへの参加を決意していたのです！ということはやはり、最終的に生き残るのは東千鶴が濃厚か……。しかし、漆間が東だけを選択して他の4人の命を無下にするとはどうしても考えにくいですよね。果たしてこのデスゲームの結末や如何に！

ハッピーエンドは存在しない？

どうやら至極は、全員が望んでゲームに参加しているという体にしたい模様。いくら何でも無理がありますが、この場の主導権は完全に至極が握っているため、漆間と女性陣は下手に逆らうことができません。漆間が5人の中から1人を選ぶとも考えにくいですし、ハッピーエンドどころか最終回のビジョンが完全に迷子になっています。

全員が助かる道はない

一見するとテレビ番組によくあるようなチープな企画にも思えますが、あの至極が考えたゲームがそんな単純な内容なわけがありません。おそらく、漆間とマッチングしなかった女性4人はこの場で命を落とすことになるでしょう。もしくは女性陣全員が命を落とす悲惨な結末が待っているかもしれません。

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至極の目的がよくわからなくなってきました。当初の話では「漆間に自ら死を選択させたい」とされていましたが、その点から考えるとこのゲームで至極は漆間の大切な人の命を奪おうとしているといことになります。

ということは、漆間がもしたった1人の女性を選んだとしても、逆にその女性だけが命を奪われる可能性もあるということです。ストーリーとしてあまりにも残虐ですし、救いようがなさすぎますね。

単行本情報
「十字架のろくにん」は単行本コミックスが第19巻まで発売されています。第19巻の表紙は、幼少期の漆間といじめっ子5人衆たち。ここまでのストーリーを全部読んでいると、この6人が並んで写っているだけでホラー漫画に似た恐怖心を感じてしまいます……。ぜひ、単行本も合わせてチェックしてみてください！