十字架のろくにん ・第166話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マガポケ

「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん 」第166話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

押し倒される川奈

雁野に襲われる川奈。体格差が大きすぎるため、川奈の抵抗は全く意味を成しません。

雁野は独自の理論を振りかざして、自分と川奈が合意の末に性的な行為に至るよう仕向けてきます。しかしその理論は常識を大きく逸脱しためちゃくちゃなもので……。

服を破かれ、下着を脱がされる川奈。絶体絶命かと思われたその時……！？

雁野がおかしくなったのは中学のとき

ここで雁野の過去の一片が明らかになりました。雁野は女性や性行為に対して人一倍興味を抱いていましたが、その容姿のせいで合意に至る女性になかなか巡り合えず、悶々とした日々を過ごしていたと言います。童貞をこじらせていった雁野は、次第に独自の理論を形勢していうようになっていったようです。

女性はそこにいるだけで合意している！？

胸が豊満な女性、お尻が魅力的な女性……そんな女性たちが“そこにいる”だけで、「女性の方から常に合意サインを出している」と雁野は解釈するようになっていきました。なんとも自分に都合のいい解釈ですよね。女性側が女らしさをアピールするような服装や素振りをしたからといって、それが性行為の合意サインになるなんてこと、あり得ません。

雁野は大きな子供

強姦やそれに関係する殺人など、これまで多くの犯罪を犯してきた雁野。そんなハチャメチャな雁野ですが、「合意を得るまでは女性と性行為をしない」という以外にも律儀な一面も持ち合わせています。とはいえ、合意させる方法があまりにも強引すぎますが……。もしかしたら雁野は、誰かからきちんと教育を受けることができていれば、もっとまともな人間に育っていたかもしれません。

ついていく人間を間違えた

良識者による導きが必要だったモンスター雁野ですが、最初に下についたのは、売春斡旋をする右代という悪者です。もともと性的な倫理観が欠如している雁野が、女を商売道具としか見ていない右代の下についてしまったのです。しかもその後、雁野は革命倶楽部に拾われています。これでは正せるものも正せません。

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雁野は単細胞のパワータイプのキャラです。かつて、漆間が雁野と戦闘になった際、漆間が使ったのは関節技でした。今回もその技が通用するなら、漆間が現場に到着さえすれば、川奈を救うのは容易だと思われます。

ただ、現在、雁野のバックについているのは革命倶楽部です。雁野の肉体に何らかの肉体改造を施し、関節技が通用しないようにしている可能性も否めません。

ここは慎重な戦闘が求められます。漆間は、襲われる川奈を目にして、冷静に状況を分析することができるのでしょうか！