【最終話】コータロー君は嘘つき・第104話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第104話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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ついに最終回！コータロー君とみのりのその後は……？

前回までで、コータロー君が実はテレパスが治るどころかテレパスとして最終形態に進化していたことが明らかになっています。コータロー君と真香は何とかアメリカの研究チームを騙して、コータロー君がテレパスでも何でもない普通の人になったかのように思わせ、日本への帰国を果たたわけですが……。

その後、真香は日本でテレパスの治療に関する研究を進める傍ら、コータロー君を被験者として独自にテレパスの研究も進めることにした模様。もちろんアメリカの研究チームにバレるわけにはいかない極秘の研究です。

啓司は教育実習生として小学校へ。そこで新しいテレパスとの出会いが……？最終回ながらもこの先のストーリーを彷彿させるような終わり方だったように思えます。

真香に親友ができた？

あれだけ一匹オオカミだった真香ですが、研究チームにはアメリカ生活のチームメイトを迎え入れていました。どうやら真香は留学中に、心を開ける本当の親友と出会えたようです。今回は真香が高校生時代に友達になりかけていた佐川も登場して、なんだか懐かしい回となりました。

隠れたテレパスは大勢いる

コータロー君以外にも多くのテレパスが隠れて生活していることを連想させるような展開でした。コータロー君がテレパスの研究対象として外されたとしても、おそらく世界的なテレパスの研究は今後も行われ続けていくでしょう。テレパス達の能力が悪用されないことを願うばかりです。

コータロー君は嘘つき

ラストを飾るのはみのりとコータロー君。コータロー君はみのりにすら自分はテレパスではないと嘘をつき続ける人生を選択したようです。ここで綺麗にタイトル回収され、フィナーレを迎える形に。

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コータローくんがうっかりみのりの心の声に反応しているシーンがありました。それはテレパスにしかできない会話方法。長年の癖はなかなか抜けないようですね。嘘をつきとおすのも大変そうです。

ただ、コータローくんはみのりに本当のことを打ち明けるかどうか悩んでいる素振りも見せていました。しかしみのりのある心の声が原因で、コータロー君はきっとこれからもみのりに嘘をつき続けるのだろうと感じました。

みのりの心の声は、ほんのささいな願いだったのですが……きっとコータロー君はそんなささいなみのりの願いさえも叶えてあげたいと想い、一生嘘をつき続けるのだと思います。

最終的にはコータロー君は望む未来の形を手に入れることができました。この些細で大きな幸せが、これからもずっと続くことを願います。

作者の緒之先生、2年半の連載おつかれさまでした！