コータロー君は嘘つき・第61話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第61話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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みのりの悪夢が徐々に鮮明になっていく

みのりは学校を早退したコータロー君のお見舞いに来ています。コータロー君は猛烈に眠そうではありますが、元気のようです。

眠気に襲われるのはやはり、啓司に操作の能力を行使したからなのでしょうか？

部屋に2人きりのみのりとコータロー君。コータロー君はやたらとみのりと触れ合おうとしてきます。

自分の寿命が短いことを意識して、まだまともに動けるうちに少しでもみのりを感じていたいと考えているのかもしれません。

そのまま寝落ちする2人ですが、みのりはいつも見る悪夢を見ます。

しかし今回は、悪夢の中の登場人物の1人が、コータロー君であることが明らかに！やはりみのりはコータロー君によって記憶を消されているのでは……？

夢の中の登場人物

みのりは、夢の中で自分と会話をしている相手がコータロー君だと思っていました。しかし、実はコータロー君ともう一人別の登場人物がいたのです。

影しか見えませんでしたが、その人物はおそらく中学生から高校生くらいの男子でした。また、場所は雑木林のような鬱蒼とした場所で、男子の顔は影になっていてわかりませんでしたが、頭部から紐で吊るされているようなシルエットに見えました。

「雑木林」「首吊り」のワードは、以前も出てきたことがあります。

神社の首吊り死体

神社の裏の雑木林で、昔、首吊り死体が見つかったというのは、この地域で有名な話でした。さらに、みのりは現場付近に実際に行った際に、身の覚えのない記憶が頭の中に流れてきています。

やはりみのりは、過去に実際に首吊り現場を目撃してしまったことがあるのではないでしょうか。いつも見ていたのは悪夢ではなく、みのりが実際に体験した記憶だったのかもしれません。

その場合やはり怪しいのは、コータロー君がみのりの記憶を操作・削除しているという可能性です。

操作の能力が永久的なものではなく、どちらかというと一時的な性質をもっていることから、みのりに施された記憶操作が徐々に溶けかかっていると考えるのが自然な気がします。

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もしコータロー君が、他人の意識の操作以外にも、記憶の削除もできるのだとしたら……今までのコータロー君の不審な行動や言動にも、みのりが繰り返し悪夢を見る理由にも、全て説明がついてしまいます。

コータロー君がみのりが見てしまった首吊り現場の記憶を、テレパスの能力によって消した可能性がかなり濃厚になってきました。

ただ、なぜコータロー君はみのりの記憶を消す必要があったのでしょうか。首吊り事件の犠牲者、みのり、コータロー君、3者の関係とは一体……？