コータロー君は嘘つき・第88話のあらすじ（ネタバレあり）考察と感想｜マンガMee

「マンガMee」に掲載されている「コータロー君は嘘つき」第88話のあらすじ（ネタバレあり）・考察と感想です。

文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です！

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2人の家出がおわるとき

ラブホテルに宿泊したみのりとコータロー君。連日の寝不足と家出の疲れから、2人はすっかり寝入ってしまいました。

目覚めるととっくにチェックインの時間を過ぎており、ホテルのスタッフから怪しまれてしまう2人。

しかしコータロー君がここで操作の能力を使って危機を脱します。みのりは次第に、コータローくんとの逃避行に罪悪感を抱くようになっていきました。

そんな中、コータロー君から驚きの言葉が飛び出します。コータロー君は、ここからは1人で家に帰るように、みのりに告げたのです。

テレパスの脳障害が進行

ホテルを出たみのりとコータロー君ですが、いまいち2人の会話は噛み合いません。おそらくコータロー君は脳障害が進行して、みのりの言葉をほとんど理解できなくなっているのだと考えられます。

コータロー君はこのまま1人でどこへいくのか

脳障害の進行も理由の1つでしょうが、そのことが原因でコータローくんの心にも大きなダメージが生じてしまったようです。おそらく自分の脳障害の進行はもう止められないのだと確信してしまったのでしょう。コータロー君はここでみのりを解放して、自分はハルキ君の後を辿ろうとしている可能性が高いです。

コータローくんが自ら死を選ぼうとしている理由は

その理由はズバリ、このままみのりと一緒にいれば、いつかみのりを操作の能力によって支配してしまうだろうと考えたからでした。しかもここで明らかになったのは、コータロー君の幼馴染たちに対する驚きの事実でした。結局コータロー君は、多くの人の意識を操作して自分を受け入れやすい環境を自ら作り上げていただけだったのです。

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コータロー君が異様なまでに人に溶け込みやすい理由がわかりました。おそらく作中で明記はされていない部分でも、コータロー君はこれまで多くの人に記憶の操作を行い、自分が受け入れられやすい環境を築いてきたのでしょう。

確かに、そうでもしなければ人の心を読めるテレパス少年なんて、普通は近寄りがたいですよね。これまでのコータロー君の人気っぷりの謎が、ついに明かされた瞬間でした。